当時の私の心境を現在の私なりに考察すると…
職が無くなる、という事は、私にとっては
「万人から見て真っ当だと思われている人生のレール」から外れる事でした。
他人からどう思われているのか気になって仕方が無い…
誰から見てもいい人でいなければ私には価値が無い…
そんな私にとってそのレールを外れる事は、下手すれば死よりも苦しくて怖いものの様に思えてならなかったんです。
ここから逃げ出したい、けれど、価値の無い自分など受け入れてくれる所はどこにもない…
自分を偽れば可能だろうけれど、もう一度自分を偽って仕事をするくらいなら死んだ方がマシだ…
強迫観念から、異動をさせてもらったらどうにかなるかもしれないと、応じる事にしたんだと思います。
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